デイケアむづれはです。前回の蔵王高原坊平コースに続き、葉山コースを歩いてきました。
まずは復習です。
ドイツ語で「療養地・健康保養地」を指す言葉。ドイツでは温泉や海、泥、気候、クナイプ式という水治療などで疾病を治療、緩和、予防する自然療法が医療保険の対象となっています。その治療する地域として整備された長期滞在型の療養地・健康保養地がクアオルトと呼ばれています。有名なバーデンバーデンやバードクロッツインゲン、由布院がまちづくりのお手本にしたバーデンバイラーなど、2007年現在ドイツ国内に374カ所あり、厳しい審査基準のもと、国が認定した健康保養地です。 |
上山の気候性地形療法は、日本初で唯一ミュンヒェン大学が認定した気候性地形療法の専門コースを活用し、同大学のシュー教授の指導の下、専門的で医科学的手法を基礎として、予防医学や健康増進のために行われる健康づくりの取り組みです。自分の体力にあった歩行スピードで「冷気と風」、「太陽光線」などの気候要素を活用し、体表面を冷たく保ちながら(主観的な温冷感覚で-1やや冷えると感じる状態:体表面温度を平均約2℃下げる程度)、森や山の傾斜地を歩くことで持久力を強化し、通常の運動の2倍の効果を得ようとするものです。(上山市観光協会HPより抜粋)
まあ、難しいことはこれくらいにして・・・がんばらないで2倍の効果をめざす楽しい歩き方、それがクアオルト健康ウォーキング。ということで、準備体操の後、ガイドさんや市の職員さんのサポートを受けながら、みんな無理ない程度に歩き始めます。途中、説明やお話をお聞きしながら葉山神社を目指します。
途中、展望台に「幸の鐘」というものがあった。相手のハートに響く鐘で、ふたりで鳴らすと恋が成就するそう。今やかみのやま温泉を訪れるカップルの新定番デートスポットに?!みんな一心不乱に鳴らしまくる!そして、恒例のヤッホー!
約1時間半の行程を、最高の秋晴れの空の下歩いてきました。心地よい疲れと、リフレッシュした心をお土産に、帰路につきました。個人的な感想ですが、とっても気持ちよかったので定期的に行ってみたいな~と思いました。
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社会医療法人二本松会上山病院 山形県上山市金谷字下河原1370
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