平成26年度第2回「上山市南部地区地域包括支援ネットワーク会議」に参加しました

これまで継続して参加してきた上記ネットワーク会議が開催され、当院からも3月4日北部地区・5日南部地区・6日宮川地区とそれぞれ参加してきました。

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以下、南部地区参加者からの報告です。

上山市体育文化センター軽スポーツルーム

・情報提供

(1)  徘徊高齢者等早期発見システムの構築に係る提言書の報告

(2)  今後の認知症施策の推進と地域包括ケアシステムに向けた取り組みについて

 

・協議 地域包括ケアシステムの構築に向けた「関係者の協働による高齢者の支え合いの仕組みづくり」について

 

5グループにわかれてのグループワーク・まとめ、発表

 

様々な機関・団体の方々とも話し合い。市の高齢者ニーズ調査の結果を元に話し合った。私達はごみ出し・雪かき・買い物・送迎の部分を中心に現状や支援策を考えてみた。

 

舟越担当の3グループワークの内容

ごみ出し→山形市のある地域では中学生がボランティアとして、各高齢者に担当を設けて安否確認も含めてごみの日に各家をまわり、ごみ出しをしてくれている。参考にしたい。

 

雪かき→雪かきをどこに頼んだらよいか分からないのではないか?近所の方の手が必要かもしれないが、自宅も雪かきが大変なのに他の家までも手が及ばない。近所の負担が多くなりすぎと感じる。また、どこに頼んだらよいかわからないという声も聞こえてくるので雪かきはここにとか、買い物はこことか・補助制度も含めた一覧表みたいなものを作ってもらえるとわかりやすいのではないか。

 

買い物→今はスーパーやコンビニで配達してくれるサービスがあるので情報として得られるように上記のような一覧表が必要。

 

移動手段→郊外に住んでいる方には乗合タクシーがあるが、街中に住んでいる方にはそういう制度がない。街中のお年寄りも移動手段について困っている状況がある。

 

・その他

 上山警察署より「メールでつながるネットワークつくり」というものを27年5月より運用を開始する。上山市は子供に対する声掛け事案・振り込め詐欺が非常に多くなってきている。このような事案が発生した時にメールにてすぐ発信する制度を運用していく。団体でも個人でも登録はできる。対象としては県民全員。是非企業として登録していただきたい。

 

・感想

 今回は地域における高齢者に対する今後の取り組むべき事案について各関係機関の方と話し合いを持ちました。それぞれ職種が違う中で様々な対応策や現状について聞くことができ、有意義であったとともに、今日の話し合いの内容を今後に反映させていただきたいと感じました。