臨床における倫理に関する教育・研修 近年、精神医療の倫理や医学研究、あるいは患者さまのあり方、およびこれらに関連した宣言文のテーマが課題として取り上げられている。 当院においても、臨床倫理を下記の通り定義し、全職員に浸透させてきた。 治療が必要と判断した場合、最適の医療・サービスを提供するようにつとめます。病気や治療に対する患者さんの意思を把握し、最大限に尊重するようにつとめます。患者さんの判断能力が低下している場合も、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に則って合法的に対処します。患者さんの自己決定権を最大限に尊重し、行動の制限を最小限にするようつとめます。予め自分の治療方針に対する意思を表明していた患者さんがその後、意思表示能力を欠いた場合、本人の意思を尊重します。その際は、家族などによって代理決定を行っていただきます。当事者たる患者さんやご家族に説明して同意を得られない限り、臨床研究を行いません。倫理的な問題が発生した場合は、倫理委員会の決定に従った医療を提供します。 認知症を患い意識障害が生じている患者さまへの対応について、下記に研修を予定しましたので、多数のご参加をお願い致します。
日 時 | 平成 20 年 12 月 16 日 火曜日 | |
午後 3 時 30 分 ~ 4 時 30 分 | ||
場 所 | 第1会議室 | |
講 師 | 山形さくら町病院 村 岡 義 明 先生 | |
演 題 | 「 認 知 症 の サ イ ン に つ い て 」 |
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