平成23年度は大震災に見舞われた直後ということで、年度初めの家族同伴お花見会は中止となり、
患者様のみを対象とした「お花見会」から今年度の行事が始まった。
・4月 天候にも恵まれず病棟内での「お花見会」となり、カラオケ大会にて多くの方が歌ってくれた。
・5月 「端午の節句」童心に帰り楽しんだゲーム大会
・6月 「バスレク」芸工大上の悠創の丘めでのドライブ。そして皆様ベンチに座り山形市内を一望してきました。
病棟では見せないバランスの良い歩行を見せる方もおり、職員一同自然の力に驚きました。
・7月 「七夕会」短冊に願い事を書いてもらうと、皆様切実な願いを書いていた。また意外な方が字を
書くことが出来たりと、職員が驚く場面も見られた。おやつは患者様手作りのフル-チェ。
・8月 「家族同伴納涼会」は初の試みで、ミニ模擬店を企画。お好み焼き・冷奴・ところてん・アイスクリーム
ジュースの5品を準備し、中庭・食堂・訓練室と病棟をフルに活用した。ご家族は7名の参加もあり
患者様と楽しいひと時を送られていた。
・9月 「敬老会」103歳を始め90台の方々を中心に長寿のお祝いを行った。103歳と紹介すると患者様からは
驚きの反応が多く、80代の方は自分はまだまだ若いんだね・・・と生きる意欲を頂いたようだ。
・10月 「バスレク」蔵王温泉までの紅葉狩り。バス内ではスタッフのガイドを聞きながら笑いあり、
外を眺めて懐かしむ方、紅葉に見とれる方もおり、和やかな雰囲気で蔵王に向かった。
「ワゴン車レク」 患者様7名の参加で食べ放題のお店での食事、面白山コスモスベルグまでの
ドライブを楽しんだ。それぞれ好きな食べ物を選び、満足するまで食べられていた。
・12月 「家族同伴クリスマス大会」9名のご家族が参加。今回はスタッフが体を張り、二人羽織・全身トイレット
ペーパーに包まれたミイラはがしを行った。患者様にも参加して頂き、笑いの絶えない行事となった。
もちろんサンタからのプレゼントもありました。
・1月 「新年会」おみくじ的あてで今年1年の運だめしを行った。殆どの方が大吉ととても良い出だしとなった。
皆様悔しい顔、嬉しい顔様々な表情を見せてくれました。
・2月 「節分」女装?した鬼に皆様不思議そうな表情での豆まきとなった。鬼退治後は、モグラたたきならぬ
鬼たたきゲームを行い、口が裂けるほど笑ったとの感想が出るほど笑いが飛び交った。
・3月 今年度最後の行事は「ひな祭り」女の子の節句ということで、女性の方はお化粧をして記念撮影を
行った。もうばあちゃんなのに・・・と照れくさそうにする方もいたが、皆様すまし顔でカメラににっこり
笑顔を見せてくれた。
今年度の行事や日々の生活の中で、患者様のたくさんの笑顔を見せて頂き、
皆様の笑顔からスタッフも力をいただきました。
平成24年度も笑いの連鎖をつなげていけるようスタッフ一同頑張ってまいります。