上山市地域包括支援ネットワーク会議に参加しました

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7月23日(木)、三友エンジニア体育文化センターで開催された、「上山市南部地区地域包括支援ネットワーク会議」に参加してきました。この会議は、「上山市地域包括支援センター」が事務局として開催したもので、地区会長・民生児童委員・医師会・警察・病院・消防・銀行・郵便局・商工会・老人ホーム・居宅介護支援事業所・行政などから参加者を得て、上山市の今後の高齢者への地域への支援体制をより整えていくために年2回実施されています。

昨年度は、「徘徊する認知症の人の見守り体制を作ること」が目的でありました。

今年は、写真にあるように「高齢者等見守りネットワークの構築」をテーマに、4つのグループに分かれて討議されました。

上山では65歳以上の一人暮らしの方、二人暮らしの世帯がとても多いとのことです。そのような方が自宅の中でもしものこと、病気になったり、今社会で問題となっている詐欺に引っ掛かったりなどの際に、周囲で見守る体制を作ることによってすぐに支援できる地域を作っていくためにはどうしたらよいかという内容でした。

地区会長さんや民生委員の方などが、各地区の福祉協力員の方などと協力して見守りの形を創っていますが、その体制がどこまで実際に生かされているかは、その地域の事情で様々で、大きな地区であれあば、民生委員の方では対応しきれないかったりすることも多いようです。

そのように、現状の高齢者の見守りの体制が十分なものではまだまだないことが、課題として挙げられています。

上山病院から参加した身としても、また自分も住民である立場としても高齢者等の見守りネットワークを構築するために協力していきたいと思った次第です。