診察について
- 精神科は初めてなのですが、どのようにしたらよいのでしょうか?
- 病気かどうかもわかりません。診察していただけますか?
- 初回の診察で質問される内容はどのような内容でしょうか?
- どんな人が受診しますか?
- 未成年です。ひとりで診察を受けられますか?
- 何か準備することはありますか?
- 診療とカウンセリングの違いは何ですか?
- 病気の原因が身体的なものであった場合、該当する科の病院を紹介していただけますか?
- 休職の申請への対応は可能ですか?
- 通院期間はどれくらいですか?
- 電話やメールによる相談はできますか?
- 休職せず治療できますか
- 本人が病院へ行きたがりません。家族のみでも診療してもらえますか?
- 家族が患者に付き添いたいのですが、一緒に診察を受けられますか?
- 家族がうつ病ではないかと思います。受診を勧めたいのですがどうすればよいですか?
- うつ病の家族がいますが、接し方について教えてください。
- 家族が通院しているようですが、本人に秘密で話を聞けますか?
精神科は初めてなのですが、どのようにしたらよいのでしょうか?
特別なイメージがあるようですが、診察の流れは内科などと同じです。
肩の力を抜いてお越しください。
病気かどうかもわかりません。診察していただけますか?
お困りの症状がある様でしたら、ご相談下さい。お待ちしております。
初回の診察で質問される内容はどのような内容でしょうか?
初診時に問診表をご記入いただき、予診を行います。
いつから、どのような症状でお困りになっているか、睡眠や食事など生活状況、家族や仕事環境などについてお伺いします。
どんな人が受診しますか?
二本松会には会社員、学生、主婦、ご高齢の方など様々な方が通院中です。
最近は、誰でも気軽に受診する時代になりました。
受診される方の症状は、やる気がでない、不眠、気分の落ち込み、不安、緊張、イライラ、食欲低下、身体のだるさ、もの忘れなど、様々なものがあります。
こころの病気というのは個人差がありますので、少しでも体調や気分の変化を感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
未成年です。ひとりで診察を受けられますか?
初診時は保護者の方が付き添われることをおすすめします。
どうしても両親に相談できないなど、理由があれば対応いたします。
何か準備することはありますか?
受診するのに特別な準備は必要ありません。
肩の力をぬいて、気軽な気持ちでお越しください。
余裕のある方は日頃から気になることを書き留めておき、どのような症状がどのように現れるかを医師に伝えられるようにしておくとよいでしょう。
診療とカウンセリングの違いは何ですか?
診療において薬物の処方がある場合、薬物の調整が必要となります。
薬物療法はうつ、不安、不眠など
精神症状の改善をはかる直接的手段ですが、その心理的、社会的背景を充分に把握することも必要です。
現時点での社会的環境のみならず、生育環境、性格、思考・認知のパターンなどを掘り下げてゆく中で、自分に対する理解が進み、より好ましい変化をもたらすことがカウンセリングの主眼です。
病気の原因が身体的なものであった場合、該当する科の病院を紹介していただけますか?
ネットワークを生かして総合病院や専門医にご紹介することが可能です。
心の病気かどうかはっきりしない場合には、当院で血液検査などを通じ診断を行うこともできます。
休職の申請への対応は可能ですか?
当院は産業医の資格を有する医師が診療を行っております。
職場との連携をとりながら対応いたしますのでご相談下さい。
通院期間はどれくらいですか?
いずれの病気も、急激に良くなるというものではありません。
焦らずにゆっくりと治療していきましょう。
根気よく定期的に診察を
受けることが大切です。
医療費用やお薬代金が気になる方は「自立支援医療制度」への申請をおすすめします。自己負担が1割になります。
電話やメールによる相談はできますか?
直接診察をしたうえでお答えすることが、責任ある対応だと考えています。
しかし、不安なお気持ちがあってもなかなか受診することができない方もいるでしょうから、二本松会では一般的な質問については電話で応じています。
なお、メールでの応対は受付けておりません。
二本松会にご来院いただき、今後の通院・治療の必要があるかどうかを含め、十分お話しをさせていただくことが望ましいと考えています。
休職せず治療できますか
はい、状況によりますが、仕事をしながらケアすることが重要だと思っています。
但し、症状や重症度によります。希望をお伺いしながら
相談して一緒に決めましょう。
本人が病院へ行きたがりません。家族のみでも診療してもらえますか?
ご本人を診察せずに治療行為をすることは、法的に無診療治療ということで認められていません。
またご本人を
診ないまま適切な治療やアドバイスができるかどうか、問題もありますので、ご家族の目から見て診察を受ける必要があると思われる場合、まずご本人を説得してみてください。
どうしても外に出られない、あるいはご本人が遠方に住んでいるなど、事情がある場合は、電話でお問い合わせください。
家族が患者に付き添いたいのですが、一緒に診察を受けられますか?
患者さまご本人のご了承があれば可能です。
診察場面によっては、患者さまお一人にお話をお伺いし、ご家族にはお待ちいただくこともあります。
また患者さまを抱える家族の方ご自身がご苦労を感じておられることもありますので、ご希望に応じて患者様とは別に御家族のカルテをお作りしてお話を伺うのも承っております。
家族がうつ病ではないかと思います。受診を勧めたいのですがどうすればよいですか?
まず、ご家族が心配していることをご本人さまへお話しください。
体調が悪くて疲れている、夜眠れていない、食欲が落ちた、ゆううつで落ち込んでいるなどいろいろな症状が表に現れていて、ご家族が心配していることをご本人さまへお話しください。
そして「専門の先生に診てもらっては」とご本人にお勧め下さい。
早期発見・早期治療がうつ病には有効です。
うつ病の家族がいますが、接し方について教えてください。
うつ病の患者さまへの対応としては、疲れていることを理解して無理に励まさない、回復を待つ、色々な面で支えることなどが重要です。
患者さまを支えるご家族のご相談・質問も承っておりますのでご相談ください。
家族が通院しているようですが、本人に秘密で話を聞けますか?
患者さまご本人のご了解なく病状についてお話することはできません。
二本松会では患者さまの個人情報について守秘義務がございます。
恐れ入りますが、患者さまご本人のご了解なく病状についてお話することはできません。
患者さまご本人の診察時に、ご一緒にお越しくださいませ。
ご家族のお知りになりたいことやご心配について担当医師からご説明させていただきます。