新年の挨拶
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、当院では平成29年に新病棟・介護施設の開院に向けて、昨年末より先行工事に着手いたしました。
本格的な建物の工事は今年からの開始となりますが、その工事に向けて現在の医療体制の維持、工事の利便性を熟慮致しました。
その結果、当院の周辺の多くの樹木を伐採致しました。
残念ではありますが、工程上どうしても避けて通れない選択でした。
敷地内に新しい道路も作っております。
この計画の目的は、こころに病を持った患者さんの入院治療(可能な限り短期間の入院治療)、外来治療、そして高齢化する患者さんの、特に認知症を患われた方々に対し「医療と介護の連携」を目指すものです。
これは入院、外来、介護がそれぞればらばらに動くのではなく、連携を取りながらより良い治療・介護を目指す事。
我々が培ってきた精神医療のノウハウを最大限に生かしたいと思います。
それは我々に課された責務と考えます。
近隣の住民の皆様、施設の皆様には工事車両の通行、騒音などで多大なご迷惑をおかけすることとなります。
どうか我々の精神医療に対する熱い思いに免じてご容赦下さい。
必ず、地域の皆様にも喜んでいただけるハード、ソフト両面での精神医療の充実を実現致します。
そして、何期かの工事の後、必ず自然豊かな緑に囲まれた病院にすることをお約束申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。
社会医療法人二本松会かみのやま病院
院長 江口拓也