漢字クイズ
果物の読み方編
夏の野菜・果物の読み方編
魚へんの読み方編
果物の読み方編
①桜桃
ヒント・・・赤い宝石。山形県が生産量日本一！
①桜桃
（さくらんぼ）- 品種：佐藤錦・高砂・紅秀峰・南陽・ナポレオンなど。
栄養：ブドウ糖・ビタミン類が豊富。
②蜜柑
ヒント・・・和歌山県が生産量日本一！
②蜜柑
（みかん）- 甘い柑橘ということから蜜柑。
元々は「みっかん」と呼ばれていた。
栄養：ビタミンCが豊富。
③鳳梨
ヒント・・・フィリピン産が8割。
③鳳梨
（パイナップル）- お肉をやわらかくする酵素がある。
栄養：ビタミンC・食物繊維が豊富で便秘予防に良い。
④甘蕉
ヒント・・・猿の好物といえば？
④甘蕉
（バナナ）- 日本のバナナの90％はフィリピン産。
栄養：糖質とカリウムが豊富。
⑤檬果
ヒント・・・果汁が多くなめらかな口当たり。濃厚な甘味がある。
⑤檬果
（マンゴー）- 「太陽のタマゴ」と呼ばれている。
栄養：ビタミンCとカリウムが豊富。
⑥鰐梨
ヒント・・・栄養価が高い果物。
まったりとした口当たりでクリーミー。
甘味がほとんどない。
⑥鰐梨
（アボカド）- 「森のバター」と呼ばれている。
野菜類とまちがわれがちだが、分類的には果物になる。
▼アボカドについて
夏の野菜・果物の読み方編
①西瓜
ヒント・・・海で○○○割り
①西瓜
（すいか）- 原産はアフリカで、中国より西の方から伝わったウリであるため「西瓜」と呼ばれるようになった。
- ・カリウムが豊富でナトリウム（塩分）を排泄する作用があり、高血圧予防に効果があります。利尿作用もありむくみ予防にも。
②胡瓜
ヒント・・・かっぱの好物といえば？
②胡瓜
（きゅうり）- 原産はヒマラヤで、中国から伝わり江戸時代ごろまで黄瓜（きうり）と呼ばれていたそう。その後中国名の胡瓜という漢字をそのまま 当て字にされたようです。
- ・すいかと同様にカリウムが豊富。
・体を冷やす働きがあり、熱くほてった身体を冷ますのに
③紫蘇
ヒント・・・香りが良い。薬味などにも。
③紫蘇
（しそ）- 大葉とも言われ、正式には青紫蘇と言います。
名前の由来は、食中毒で 死にかけていた若者にシソの葉を煎じて飲ませた所、たちまち元気に なったことから、「紫の蘇る草」の意味で紫蘇という漢字になったそう。 - ・βカロテンが豊富で、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働
きがある。
・免疫力を高め、がん予防にも効果がある。
④茄子
ヒント・・・ことわざで「秋○○は、嫁に…」
④茄子
（なす）- 夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」「なす」と呼ばれるように
なりました。
「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがありますが、これは秋茄子が嫁に食わすにはもったいない位おいしいからという説と、茄子には体を 冷やす効果があるため、嫁の体を思えばこそ冷やさないように食べさせるなという二通りの説があります。 - ・なすの皮にはポリフェノールの一種アントシアニンがあり、ガンや生活習慣病の予防、コレステロールの吸収を抑える作用があります。
⑤茗荷
ヒント・・・古くからの言い伝えでは、あまりたくさん食べるとバカになるとか…？
⑤茗荷
（みょうが）- 生姜の仲間で、香味野菜として日本では古くから親しまれています。食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べられない野菜の ひとつです。名前の由来は、釈迦の弟子であるシュリハンドクが、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせました。 しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかったそう。その後、死んだシュリハンドクの墓に行くと、見慣れない草が生えていて、そこで「彼は自分の名前を荷って（になって）苦労してきた」という事で「名」を「荷う（になう）」ことからこの草に茗荷と名づけたそうです。
- ・発汗、呼吸、血液の循環などの機能を促す作用があります。
・ホルモンバランスを整え、更年期障害に良い。
⑥陸蓮根 難しい！
ヒント・・・☆型でネバネバが特徴
⑥陸蓮根
（オクラ）- オクラは一般的にはまだ新しい野菜で、流通するようになったのは昭和50年代の事です。ネバネバ野菜として特に女性には人気がある 野菜。主に温かい地方で作られています。
- ・食物繊維が豊富で、コレステロールを排出する作用と、便秘を防ぎ整腸作用により大腸がんを予防する効果があります。
⑦西葫芦 難しい！
ヒント・・・西洋の野菜。見た目はきゅうりに似ている。
⑦西葫芦
（ズッキーニ）- 外見がきゅうりと似ているため、きゅうりの一種では？と思いがちですが、実はかぼちゃの一種です。葫芦はヘチマ、ひょうたんの意味で、ズッカ＝かぼちゃのこと。そこからズッキーニと呼ばれるようになりました。ズッキーニはイタリア料理やフランス料理などに一般的に使われている野菜。
- ・すいかやきゅうりと同様にカリウムが豊富。
・ビタミンCが多く、風邪の予防や疲労回復、肌荒れにも効果があります。
他にも
トマト・・・赤茄子
かぼちゃ・・南瓜
とうがん・・冬瓜
にんじん・・人参
ネギ・・・・葱
などなど。
魚へんの読み方編
①鮭
ヒント・・・これからの時期はチャンチャン焼き
①鮭
（サケ）- 11月11日は鮭の日。
圭のつくりを分解すると十一・十一となることからついた。
圭という字は三角形に先が尖り下方が伸びたものを意味します。アイヌ語の「shak」が語源。
鮭の身は赤いですが、これは餌であるエビなどの色素アスタキサンチンが筋肉にたまっているため。鮭は白身魚です。
②鯛
ヒント・・・えびで○○を釣る。赤い
②鯛
（タイ）- 日本の周囲どの海でも周年とれる魚であることから魚へんに周と書かれる。
また周の字は中国では「ひらたい」ことを意味します。
赤い色がめでたいとしてお祝いの席でよく出ます。
③鱈
ヒント・・・白身魚でヘルシー
③鱈
（タラ）- 身体に「斑（まだら）」があることから、タラと呼ぶ。
身が雪のように白い・腹が白い、初雪の頃からとれ始めることから魚へんに雪と書く。
良質のたんぱく質・ミネラルを豊富に含み、脂質が少なく低カロリー。
海外ではダイエット食とされています。精巣の白子は高級品。
④鯵
ヒント・・・○○フライ！
④鯵
（アジ）- 「アジ」は味が良いことに由来する。3月頃から最も美味しくなるため、漢字で参（三）が当てられた説や、「おいしくて参ってしまう」の意味であるとする説があります。青魚でDHAやEPAが豊富に含まれており生活習慣病予防に効果的です。
⑤鰯
ヒント・・・小魚で回遊魚。群れで行動する。
⑤鰯
（イワシ）- ウロコがはがれやすく取扱いが荒いとすぐに弱ってしまうため魚へんに弱と書く。
稚魚や幼魚はちりめんじゃこ（しらす干し）、煮干しなどの材料になります。
水揚げ後は傷みやすいので干物や缶詰、つみれなどの加工品となることが多い。青魚でDHAやEPAを豊富に含む。鬼は鰯を焼く煙と匂いを恐れるといい、節分に鰯の焼き魚を食べる「節分いわし」の風習があります。
⑥鰹
ヒント・・・はつ○○○、もどり○○○
⑥鰹
（カツオ）- カツオの語源は身が堅いという意で堅魚（かたうお）に由来し、「カツオ」と呼ばれるようになった。夏の到来を告げる初めてのカツオの水揚げを「初鰹」と呼び、 「戻り鰹」は低い海水温の影響で9月から10月にかけてが最も脂がのっており、秋の味として親しまれている。青魚でDHAやEPAを豊富に含む。
⑦鯖
ヒント・・・青魚。缶詰によく使用されます。
⑦鯖
（サバ）- サバが青いので魚へんに青と書く。名前の通り青魚の代表。
脂がのっていて美味しい時期は10月から2月頃まで。青魚でDHAやEPAが豊富。生活習慣病が気になる人は、青魚を1日1食は取り入れるようにするなど、定期的に食べるのが理想的です。
⑧鮪
ヒント・・・刺身・寿司といったらこれ♪
⑧鮪
（マグロ）- 目が大きく黒い（目黒-まぐろ）に由来します。「有」は「外側を囲むという」意味で、「鮪」の漢字には大きく外枠を描くように回遊する魚の意味があります。青魚でDHAやEPAが豊富。
⑨鰤
ヒント・・・大きさによって呼び名が変わる出世魚。
⑨鰤
（ブリ）- 師走（12月）に、脂がのって旨くなるため魚へんに師をつけたと言われているそう。大きさによって名前が変わる出世魚。
モジャコ（稚魚）→ワカシ（35cm以下） →イナダ・ハマチ（35-60cm）→ワラサ・メジロ（60-80cm）→ブリ（80cm以上）
青魚でDHAやEPAが豊富。
⑩鰆
ヒント・・・春が旬の魚。
⑩鰆
（サワラ）- 細長く腹が狭い「狭腹」から訛り「サワラ」となったそう。春が旬の魚なので魚へんに「春」と書く。
体長が1ｍ以上にもなる魚で細長い形をしている。青魚でDHAやEPAが豊富。
⑪鰈
ヒント・・・目の位置が大事！
⑪鰈
（カレイ）- 「葉」は薄くて平たいという意味があることが名前の由来。
一般に「左ヒラメ、右カレイ」と言われるように、カレイは右側に目があります。白い裏側を下にし、海底生活を行います。
⑫鱚
ヒント・・・高級魚。縁起の良い魚。
⑫鱚
（キス）- 「きす」の「き」に「喜」をあてた。
脂肪が少なくたんぱく質が豊富で、上品な味わいであることから高級魚として流通しています。
⑬鯨
ヒント・・・肺で呼吸する哺乳類。
⑬鯨
（クジラ）- 「京」は「高い丘」「大きい」という意味。昔は哺乳類ではなく魚と思われていたが、大きさが普通ではなかったことから、京（数の単位-けい）のような計り知れない魚ということで鯨となったそう。哺乳類で肺で呼吸をする。
⑭鮎
ヒント・・・○○の塩焼きは美味♪
⑭鮎
（アユ）- 秋の産卵期に川を下ることから「アユル（落ちるの意味）」に由来するとの説があります。
昔は鮎を占いに使ったことからこの字が使われたそう。
⑮鰻
ヒント・・・夏バテ予防に！
⑮鰻
（ウナギ）- 「曼」は長く伸びる、細長いという意味。ウナギの語源には家屋の「棟木（むなぎ）」のように丸くて長いからという説がある。非常に嗅覚が優れており犬に匹敵するほど。
ウナギは高たんぱく、高ビタミン、ミネラル、DHAやEPAが豊富で消化も良い。
⑯鱸 難しい！
ヒント・・・出世魚。白身魚。
⑯鱸
（スズキ）- 名前の由来には、身が白くすすいだような魚だから、勢いよく泳ぎ回る性質から「ススキ（進き）」からなど諸説あります。漢字の「盧」は「黒い」の意味がありウロコの黒さからこの字になった。
スズキは、成長するにつれて名前が変わる出世魚です。
ヒカリゴ→コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ。
魚の栄養素
サバ、マグロ・・・・・DHAやEPAの含有量が豊富
サンマ、ブリ、ハマチ・・・脂質・ビタミンB12が多い
アジ・・・・・タウリンが豊富
イワシ・・・カルシウム・リンなど骨形成に必要なミネラルが豊富
青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のDHAやEPAには、中性脂肪抑制の働きや血栓の予防効果が確認されています。生活習慣病が気になる人は、青魚を1日1食は取り入れるようにするなど、定期的に食べるのが理想的です。
DHAやEPAを効率よく摂取するには、脂がへらないよう調理するのがポイントです。
刺身で丸ごとや煮つけなどにして食べると良いでしょう。
DHAを充分に摂ることで、脳の神経細胞が活性化され、老化抑制や認知症予防になるといわれています。
さらに記憶力や学習能力の向上、視力の回復なども。
EPAは、善玉コレステロールを増やします。
アボカドについて
「森のバター」と呼ばれるアボカドは、栄養価が高い果実として人気です。まったりとした口当たりの果肉は甘味がほとんどなく、サラダやハンバーガーなどにも利用されます。わさび醤油をつけて食べると「トロ」のような味がするのは有名な話。
現在、国内で売られているアボカドのほとんどがメキシコ、
ニュージーランド、チリからの輸入品です。
わずかですが和歌山県や愛媛県などで国内産アボカドが栽培されています。
アボカドの英名には「ワニの梨」という別名があり、それを訳して和名では
「鰐梨 ワニナシ」
と言います。
アボカドの選び方
形がきれいで果皮に張りとツヤがあるものが良い。
皮が真っ黒でシワがあるものは熟し過ぎです。
数日後に食べる場合は、果皮が緑色のものを。
すぐに食べたい場合は黒みがかったものを買いましょう。
握ったときにやや弾力を感じれば食べごろです！
アボカドの栄養と効能
アボカドは非常に栄養価の高い果物です。
がんや動脈硬化、老化の予防に効果があるといわれているビタミンEをはじめ、各種ビタミン、鉄やリンなどのミネラルも豊富に含んでいます。
また、体内の余分なナトリウムを排出してくれるカリウムも多いので、高血圧予防や脳梗塞予防、心筋梗塞予防などにも期待できます。
主な栄養成分
カリウム・ビタミンE・ビタミンB6・葉酸・食物繊維・脂肪
期待される効能
利尿作用・高血圧予防・動脈硬化予防・脳梗塞予防・心筋梗塞予防・がん予防・便秘改善
アボカドは「森のバター」と称される通り、脂肪分が多いのも特徴です。
この脂肪分は血液をサラサラにしたり、コレステロールを減らす作用があります。
また、食物繊維も多く便秘予防にも効果的で、100ｇ当たり187kcalと高エネルギーなので夏バテ予防にも最適。
これから暑くなる季節。夏バテ予防にアボカドはいかがですか？
アボカドのレシピを紹介しますのでぜひお家で作って食べてみて下さい。
